代表者メッセージ

加賀ソルネット株式会社
代表取締役社長

熊部 光洋

3社を統合し、グループシナジーを高め、
顧客価値の最大化を実現する。

私たちは、1995年の設立以来、加賀電子グループの一員として、グループ各社を含む多くのお客様に最適なITソリューションを提供してきました。しかし変化の激しいエレクトロニクス業界において、当社グループの“すべてはお客様のために”という経営理念を実現していくためには、さらなる総合力の強化が必須となってきました。そこで情報機器事業の中核にあった「加賀ソルネット株式会社」「加賀ハイテック株式会社」「加賀エデュケーショナルマーケティング株式会社」の3社を統合し、新生・加賀ソルネット株式会社としてスタートを切りました。

社内カンパニー制を導入し、「ソルネットカンパニー」「ハイテックカンパニー」「EMカンパニー」が誕生。3つのカンパニーは、BtoBマーケット、コンシューマ(BtoBtoC)マーケット、教育マーケットと、市場やお客様が異なるため、カンパニーごとに独自の仕入先をもっています。それにより、仕入先の選択肢が増え、お客様に提案できる商材のバリエーションも大きく広がり、お客様のさらなる期待に応えられる環境が整ってきました。今後は、「ソルネットカンパニー」「ハイテックカンパニー」「EMカンパニー」の特徴を存分に発揮しながら、グループシナジーを活かし、競争力の強化やさらなる事業の拡大を図ってまいります。

加賀ソルネット株式会社
常務取締役

島崎 健司

グループ力を活かし、
教育業界での「EMカンパニー」の存在感を
さらに高めていく。

私がカンパニー長として事業を牽引している「EMカンパニー」では加賀電子グループで初めて教育市場に特化した商社として、Kto12《幼稚園(KindergartenのK)から高等学校を卒業するまでの教育期間のこと》から専門学校・大学に至るまでの教育機関に向けてApple・Adobe製品などの導入提案を行っています。

現在では、国が推進する教育改革の一環として、多くの教育機関がアクティブラーニングまたはICT活用教育に力を入れており、マーケットも広がっています。そこで強みとなるのは、当社グループのコアコンピタンスでもある、企画から設計・開発、納入まで行うワンストップサービス。教職員の方々のご要望を聞いて最適なハードウェア・ソフトウェアの構築・開発を行うことができます。

また、高等学校や専門学校、大学などではパソコンルームを廃止して、BYOD(Bring Your Own Device)と呼ばれる学生PC必携化も加速。学校は個人PCをいつでもどこでも利用できる環境を整備し、一人ひとりの個性にあった教育の実現を目指しています。そうした背景もあり、学生個別のニーズにも応えられるように、「EMカンパニー」ではエンドユーザー(学生)向けの販売も行っているのが特徴でもあります。

今後も引き続き、お客さまである教育機関や学生の皆さんとしっかり向き合い、メーカーやベンダーとタイアップしながら、新たなマーケットの開拓にも取り組んでいきます。もちろん、そのためには他カンパニーとの相互のナレッジやノウハウの共有が欠かせません。業界内でさらなる存在感を高め、業務拡大を図ってまいります。